視察見学 Pick Up!
神山つなぐ公社(徳島県神山町)
丸ごと見学コース(2回目の参加)
神山つなぐ公社とは
2015年12月、神山町は地方創生の流れの中、創生戦略「まちを将来世代につなぐプロジェクト」を策定しました。神山つなぐ公社は、このプロジェクトを、スピード感と柔軟性をもって実現してゆくために設立された一般社団法人です。
神山つなぐ公社
見学に参加された背景・目的をお聞かせください。
神山町の城西高校神山分校で、高校生のための住まいを整備するにあたり、子ども主体で暮らしをつくる現場を学ぶために以前見学させていただきました。その際、教育理念や子どもたちの姿、スタッフさんの関わり方から様々なことを学ばせていただきました。
そして実際に現場の運営が始まり日々試行錯誤しながら取り組んでいますが、新しいスタッフと一緒に、もう一度だいだらぼっちを見学させていただき、運営方針やスタッフの関わり方をより良いものにしたいと思い参加しました。
参加してみていかがでしたでしょうか?
長年子どもたちと暮らしながら作ってきた理念や関わり方を、丁寧に教えてくださって、非常に参考になりました。
こどもとの関わり方の”考え方”を吸収することができました。
2回目の訪問で何をインプットできるだろうと少し思っていましたが、実際来てみると、聞きたいと思っていたこと以外の気づきが多くあり、やはり現場を見ることの大事さを再認識しました。
また、今回は「自分が何を学んだか」よりも見たものをメンバーと共有できることが大きいと思っています。ここで見たものを軸に、これからメンバーと色々なことを考えるのが楽しみです。次回は高校生と来られるとよいなと思っています。
参加の前後でどのような変化がありましたか?また研修や学びの場として今後に期待することを教えてください。
私たちは、自分たちの寮開設直前、開設してから9ヶ月後に2度視察・研修に行かせていただきました。寮開設前の訪問では、自分たちが構想していたことが実現されている場があり、今からやろうとしていることが「できる」という自信を持って帰ることができました。
2度目の訪問では、自分たちの場がどういう場かを言語化し、みんなで共有することの大事さを改めて認識しました。その結果、訪問後に高校生たちとも共有できる「あゆハウスという場」という言葉ができ、その方針をもとに今も運営を続けています。
私たちの場合は、様々な場面で違うメンバーで訪問し、その時々の気づきをいただいています。何度訪問しても学びがあるような気がしており、また良きタイミングで伺いたいなと思っています。
ブログ「グリーンウッドの種」でも紹介中!