一年間の教師・指導者育成プロジェクト

A One-Year Teaching and Leadership Developing Project

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育成プロジェクトの特徴

評価された教育方式

イジメ問題や教員指導力不足問題により教育とは何か?
と問われた2006年に数々の賞を受賞した暮らしの学校だいだらぼっち。主には博報賞、そして信州日報文化賞があります。どれも独自の教育的視点について評価されております。
マスコミにも注目されるだいだらぼっち教育方式により、一年間の暮らし中で、指導者に必要な資質を学ぶことができ、日本のどこにもない手法であなたの夢を応援します。
社会的にも認められている教育現場に携ることにより、一年間を終えたあなたは、大きな自信と充実感に満ち溢れているでしょう。

マスコミ掲載はこちら 2003年度から今日現在まで870件を超える取材を受けています。
■日本の教育界最大手である「博報賞」を受賞しました。

 

一生の武器になる経験

大学を卒業してそのまま先生になることが不安だと答える方も少なくないでしょう。また、教員の体験不足、指導力不足問題は深刻だと言われております。社会人を経験した方が教員採用試験に合格しやすいとも言われております。やはり、社会経験などは人としての土台を作るので重要なのでしょう。
そこで一年間、こども達と向き合う経験はあなたの武器になると思いませんか?山村留学という形式で、生活レベルで子どもと接することができるのです。この土台がある先生とない先生では将来大きな違いが出てくるでしょう。生活を共にすることは、その子どもの背景も察することができるようになるのです。この能力が身につけばあらゆる場面でも役に立ちます。この一年が一生を左右するきっかけになるのです。しかしながら簡単に身に付くわけではありません。あなたの向上心も大切です。
 
 

20人の子どもたち

山村留学では約20人の子どもたちが掃除、洗濯、料理をしながら共同生活をします。一年間のプログラムは子どもたちの話し合いによって決められます。つまり、自主性を尊重した生活を送っているのです。小学3年生から中学3年生までの縦社会があります。多数決で物事を決めないので、みんなが納得する答えを話し合います。このようにして決まっていくプログラムでは個性が引き立たされ、時には大人では思いつかないような面白い発想が生まれます。20人の子どもたちは生活を楽しくするプロです。あなたも素晴らしい子どもの発想を活かしながら仲間になってみませんか?一生忘れられない仲間になりますよ。
 
 

570人を育てたノウハウ

山村留学暮らしの学校だいだらぼっちは35年間で約570人を育てています。570人の子どもたちはみんな素晴らしい個性を持っていました。その子の個性を活かすのは大人であり、まわりの子どもたちです。
子どもにどのように声をかけるのか?どんなタイミングが良いのか?または、どうやって叱るのか?あなたの答えがありますか?これは机上での勉強で学べることではありません。なぜならば一人も同じ子どもはいないのです。あなたが必要なのは子どもと接する実体験です。その実体験をサポートするのが390人を育てたノウハウなのです。体験すればするほど見えてくる悩みや不安があなたの宝になりますが、ノウハウを学ぶことにより、さらに生かせるものになるのです。
 
 

充実のコストパフォーマンス

一年間で45万円の個人負担です。そこに食費、宿泊費等が入っています。もし仮に都会で住んでいると仮定してみましょう。1ヶ月の家賃は4万円、食費は3万円、交際費など生活必需品を購入したりすると2万円。これだけで月9万円です。年間にすると108万円です。こう考えると、一年間、45万円で食住付きで学べる機会があるというのは経済的です。なぜこのような費用でできるのかと申しますと、私どもの団体努力があります。子どもたちの人数上、若干3名の募集しか行いませんが、将来の指導者が育っていくことが大切だと考えます。また、助成金を申請しておりますのでこの料金で提供できます。助成金の合否により再来年度からは料金が上がる可能性もありますのでご承知おきください。
 
 

働くという社会を知る 

私どもはNPOとしての組織を持って活動しております。
子どもたち、保護者、学校の先生、地域の方、行政の方、と様々な分野の方と連携し仕事をしております。
また、夏のキャンプのために会議をしたり、事務処理をしたりと「働く」という場があります。
あなたもこの場に参画します。
ここで子どもたちと接する実体験だけでなく、働く社会を学べるのです。仕事は「信頼」で成り立ちます。仕事は「責任」で成り立ちます。仕事は「あなた」で成り立ちます。社会を知ることができたあなたは指導者として一回りも二回りも大きくなるでしょう。
 
 

メンターとの出会い 

あなたには心の「師」がいますでしょうか?自分自身が尊敬できるような、また自分自身が磨けるようなきっかけを与えてくれる人が。山村留学暮らしの学校だいだらぼっちには多くの方が来訪します。ある経営者、ある地域の代表的存在、ある専門家・・・などなど。あなたの悩みを聞いてくれる人、真剣に考えてくれる人、また、叱咤激励してくれる人。指導者として必ず迷い悩む時が来ます。その時に話ができる人がいるかどうかであなたの道が決まることもあるでしょう。あなたの心の「師」がこれからの人生を左右します。出会いは自分から動かなければ生まれません。
泰阜村には普段ではできない出会いの場があります。この機会を生かすのもあなた次第です。
 
 

暮らしの学校だいだらぼっち校長  梶 さち子からのメッセージ

一年間の教師・指導者育成プロジェクトでは、教師・指導者と枠をつけていますが、将来お父さん、お母さんになる若者はぜひ体験してほしいと思います。
教育と言えば、勉学と捉えてしまいがちですが、私は暮らしの中にこそ学びの原点があると考えます。暮らしは生きるための全ての環境とつながっています。その暮らしの中で、責任感や思いやりを学び個性を認めることができるようになるのです。
この教師・指導者育成プロジェクトは、子どもたちと実際に生活をして、「実体験」を積みます。そうしてあなた自身が人間としての土台を大きくし、教師や指導者になった時のクラス運営や保護者との関係性作りに活かしてもらいます。特に子どもとの対応力は今とでは格段に変わるでしょう。
これがこのプロジェクトの目標です。
今後は日本で唯一の一年間の実践の場ということで、子どもに関する指導者育成のモデル事業になると考えています。
この事業を経験して、あなたが子どもと関わって仕事をするシアワセと充実感、そしてあなた自身の原動力になればと考えます。
それでは、やってみたいという強い熱意を持った方とお会いできることを心よりお祈りしております。