暮らしの学校だいだらぼっちの日々

4月の田おこしから始まり8カ月。ついに脱穀までやってきました。先週は雨で泣く泣く延期しましたが、今週は晴天に恵まれました。

脱穀は機械で行います。農業機械は使い方を間違えばかなり危険なので、全員で使い方を確認して使います。

脱穀されて出てくる袋はかなりの重さですが、中学生のただっちはどんどん担いで運んでくれます。

のはも負けじと、脱穀が終わったワラを運んでいます。実はこのワラ、ニワトリ小屋の温かい床になったり、畑にひいたり、刻んで田んぼの栄養にしたり、焼き物の釉薬にしたり、お正月飾りにつかったり・・・と貴重な資源なのです。

キャンプはたまったワラの上でちょっと休憩しています。ふかふかな感触にワラの香りに癒されます。

脱穀しきれずワラについていたモミを集めてなおきが自分で精米したいとすり鉢とすりこぎで精米をはじめました。初めは半信半疑だったものの、だんだんお米になっていく様子に大興奮でした。

脱穀も終わり少し空いた時間に、裏山の大峰山に登山に行きました。天気も最高で遠くまで見渡せます。改めて見るとどこまでも山々が続きます。

秋に収穫していた栗で何か美味しいものを作りたいと考えたのが、栗ロールケーキです。スポンジを焼き、栗の甘露煮を中に挟みました。初頭に嬉しい秋の味覚頂きました。

2学期も終盤に差し掛かり、ものづくりのレベルも上がってきています。1年目のまさやは電動ロクロに挑戦中です。4月からいろんなものを手で生み出し積み重ねてきたからこそ、新しいチャレンジができるのです。

こちらはなかっちゃんです。細かいのこぎりの作業もお手の物です。自分の力でものを生み出す。大変だけどこれが楽しいのです。