
朝5時半にきっちり起きてきて、黙々と朝ごはん隊のゆいが作っていたのは蒸しパン。20人を超える朝ごはんづくりですが、一年たてば手間のかかる料理もお手の物です。

今年のワラを使って釉薬づくりをしました。釉薬は、自分たちの作る陶芸の仕上げに使われます。自分たちが食べるものだけを育てているのではなく、暮らしに必要なものも無駄なく使っています。

だいだらぼっちのもち米の新米を使って、今年度初の餅つきです。日常からオノを使っているので、重いきねも難なく持ち上げる仲っちゃん。動きに合わせて周りも声掛けが飛び交います。

みんなでついたお餅は絶品!手作りあんこに、手作りみたらしのたれ。お雑煮に、だいだらの大豆で作ったきなこなどと、何種類もの味比べをしながら、おいしいお餅を堪能しました。

大きな鍋にたくさんの大豆を入れて煮込み始めました。これからみそづくりが始まります。全員の食事をまかなうため、大豆の量も普通ではありません。予想以上の量にのはもビックリです。

つぶした大豆を丸め、丁寧に均等に「みそ玉」を作るゆいとかりん。2人は2度目のみそづくりなので、手際よくどんどんと丸めていきます。

今年度のみそが完成しました!後は1年待つだけです。熟成させている間、昨年作った味噌を食べて暮らします。今年の味噌もきっと数年後のこども達が食べているんだろうなとワクワクしながら味噌蔵にしまいました。

休日にはみんなで旧道探検に行きました。今では使われなくなった先人たちの拓いた道を、「この木いい匂い」「松ぼっくりがでかい!」などと思い思いに楽しみながら歩きます。

道の途中で小さな鳥居を発見しました。こんな山奥にどうして?と不思議がるこどもたちでしたが、歩いてきた道を振り返ると「歩きにくい山道だったからこそ安全を祈願したのかも」と新しい気づきがあります。みんなで手を合わせて再出発しました。

車道ではかなりの道のりだった距離も、旧道を使うと想像以上の早さで到着することに驚かされたこどもたち。きっと自分自身の足を使って、実感したからこそ得られる感覚だと思います。新たな泰阜村の一面を見れた出来事でした。
