暮らしの学校だいだらぼっちの日々

colum of daidarabochi

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< 7月第2週 ・ 7/8~7/14 >

 一学期の終わりに向け大掃除をしました。半日かけてお勝手、トイレ、お風呂に玄関と普段できないところを念入りに掃除しました。

大掃除をしていると大きな蜂の巣を発見。「危ない!」と思いきや、「おいしそう!」とこどもたち。どうやら蜂の子が目当てのようです。一緒に蜂の巣をとっておいしくいただきました。たくましいこどもたちです。

ただっちは最近、農具の柄を直す面白さに気付き黙々と作業をしています。木の柄をピッタリはまるように削り、抜けないように楔を打ち込む。職人の目をしています。

だいだらぼっちの近くには田んぼに水を引くための用水路“井水”が流れています。でも近くには川がありません。そこでこの水はどこから来るのか確かめるために、水路を遡って探検に出発しました。

遡り始めて1時間30分。いくつもの橋を越え、かなりの山道を来ましたがまだ水路は続いています。

ついに2時間かけて水路のスタートにたどりつきました。今のように重機がない時代に人の力を寄せて引いてきた水路にこどもたちも驚きでした。目の前を流れていた水にすごい歴史を感じました。

井水を引いている川の上流を探検していると、こうだいが鹿の角を発見しました。

先週行った素焼きが終わり、作品が出てきました。まだ本焼きがあるけど、自分の作品がだんだん完成していく過程にみんなとても嬉しそうです。

素焼きした作品に植物の灰から作った釉薬をかけます。この釉薬のかけ方で色や表情が変わってくるので、ヤタの目も真剣です。

本焼きもこどもたちで行います。素焼きの温度からさらに500℃ほど上げて焚く本焼きは、後半火が噴き出るほどに熱いです。


管野美文(ふーみん)
今週のだいだらの日々の様子
森久哲(もーりぃ)