暮らしの学校だいだらぼっちの日々

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< 6月第2週 ・ 6/3~6/9 >

どんぶりを作るために電動ロクロをひいている1年目のモク。些細な手の動きや力加減で形が大きく変わるからこそ、緊張感と集中力がぐっと高まる瞬間です。

1年目のこどもたちが作ったお茶碗をガス窯で焼いているところです。1,000℃以上にもなる窯の中を覗いて「この距離でも熱い!」「器が光ってるように見える」と、焼き物ができ工程を肌で感じて学びました。

ゆいに教わりながら、ジョウロで水やりをする1年目のヤタ。水圧に気をつけないとせっかく撒いた種がむき出しになってしまうので、優しく水を撒きます。水やり一つにも作物を育てるためのポイントがあるのです。

畑に撒いた種を他の人に踏まれないよう看板を作って立てました。カバーと屋根をつけ「これで雨が降っても安心!」と自信たっぷりのこどもたちです。

ついに1年目のこどもたちのお茶碗が完成しました。「めっちゃかっこいい!」「絶対大事に使う!」と嬉しそうなこどもたち。自分で作るからこそ、ものへの愛着や大切に使おうという想いが芽生えます。

村の方にお声がけいただき、玉ねぎの収穫をおこないました。「見て!この玉ねぎすごい大きいよ!」「簡単に抜ける。楽しい!」と夢中になって収穫するこどもたちです。

収穫したのはなんと100個以上!大きくて立派な玉ねぎです。こどもたちも畑で野菜を育てているからこそ、村の方の育てる工夫や苦労に、より感謝と尊敬の想いがあふれます。

動物から作物を守るためにしかけている罠を見つけ、「どうやってしかけるの?」と興味津々で教わるこどもたち。村の方にとっては当たり前の知識や技術も、こどもたちにとっては新たな学びや発見になるのです。

空っぽだった薪のブースに丁寧にアカマツを積んでいく竹輪丸。月に1回の頻度でコツコツと作業をすることで、薪や暮らしの循環を実感することにつながります。

普段薪割りをしない子も混ざって、みんなで薪割りの練習です。はじめは恐る恐るオノを振っていた1年目ののはも、失敗を繰り返しながら少しずつ力強く振れるようになってきました。


寺井朱里(なるこ)
今週のだいだらの日々の様子
伊藤真菜(あお)