暮らしの学校だいだらぼっちの日々

colum of daidarabochi

HOME | 暮らしの学校だいだらぼっち | だいだらぼ日々2024 | だいだらの日々2024年度4月1週

< 4月第1週 ・ 4/1~4/7 >

4月1日こども17名が集まり、2024年度のだいだらぼっちがはじまりました!さあ、どんな1年になるのかワクワクです!

だいだらぼっちはこどもたちが暮らしをつくっていく場です。ですが何も決まっていないので、まずは、「ご飯をつくる人をどうやって決めるか?」などの暮らしの話し合いをしました。「みんなが気持ちよく暮らすためにどうしよう?」と頭をひねって考えるこどもたちです。

2年目のゆいが1年目のなっちょるに掃除機のかけ方を教えています。自分たちが使う場所も自分たちで掃除します。1年目だってしっかり暮らしの仕事を担います。

1年目のメンバーはメニューを考えることも包丁で野菜を切ることもマッチで火をつけることも初めてです。2年目のこうだいが教えてくれながらごはんをつくります。だいだらぼっちの暮らしははこどもからこどもへ引き継がれていくのです。

1年間村の子として泰阜村で暮らすこどもたちは、これから村の方々にたくさんお世話になります。なので、特にお世話になるご近所のお宅に“あいさつまわり”に行きました。緊張しながらもひとりひとり、しっかりと自己紹介をするこどもたちでした。

あいさつまわりは村の中を歩いてまわりました。泰阜村は自然がいっぱいなので歩いていると“春“を感じるものをたくさん発見します。満開の桜がきれいで嬉しくなるね。

さやえんどうを育てているこどもたち。いつもお世話になっている村の方にさやえんどうの支柱の立て方を教わりました。泰阜村で長年野菜づくりをしている村の方はこどもたちの1番の師匠です。

だいだらぼっちに戻って、教わった立て方でえんどうの支柱たてます。丈夫な支柱にすることで、えんどうが元気に育つので、見よう見まねでがんばります!

ただっちとモクが畑で収穫しているのはちりめん冬菜です。「今晩の夕食でナムルとしてだそう!」と張り切って収穫しました。

まだはじまったばかりの1年間。今年も個性豊かな仲間が集まりました。きっとこれから嬉しいことも大変なこともあるけれど、この仲間たちで乗り越えて楽しい暮らしをつくろう!


寺井朱里(なるこ)
今週のだいだらの日々の様子
寺井朱里(なるこ)