暮らしの学校だいだらぼっちの日々

colum of daidarabochi
< 10月第1週 ・ 10/3~10/9 >

庭の柿の実が食べごろを迎えています。今年は生り年、甘くておいしい柿が枝が垂れるほど実りました。こどもたちも枝からもぎ取ってそのままがぶり!最高のおやつです。


秋は山からツルを取ってくる季節です。小学5年生のあーちゃんは昨年度からつる細工に情熱を燃やしています。仲間を募って山の中からアケビのツルを採取していきます。

ひと編みひと編み地道に、でも確実に進んでいくつる細工の魅力を相談員のふーみんに伝えています。


なつは、栗をむいています。こちらも季節のものづくりです。栗はおいしく食べることももちろんですが、渋皮の煮汁を使えばとてもきれいに布を染めることもできるのです。一石二鳥の栗の皮むきに思わず笑みがこぼれます。

あだっちーは粘土で型を作っています。これからアルミを溶かして型に流し込んでオリジナルの模擬ナイフを作るそうです。いろんなアイデアと組み合わせでものづくりの幅もどんどん広がっています。

お風呂の横の薪が無くなってきたので乾いた薪を移動させます。そんな薪作業に、来年度を検討している体験合宿の子も参加しました。身体と知恵を使う暮らしのだいだらぼっちは、楽(らく)じゃないけど、楽しいのです。

薪を移動した分、積むスペースが空いたので、薪を持ってくる計画を立てに山に下見にきました。太くて重い薪をどうやって持って帰ってくるのか?知恵の出しどころです。

週末は登山に行きます。念入りに荷物をチェックして本番に備えます。自分の荷物だけじゃなくみんなで使う荷物も分け合って持っていきます。

さぁ、山頂目指して出発だ!落ち葉を踏みしめ秋の山を楽しみます。

山頂付近、雰囲気もだいぶ変わって、岩場を進みます。仲間と励まし合いながら、自分の脚で一歩ずつ進みます。


管野美文(ふーみん)
今週のだいだらの日々の様子
森久哲(もーりぃ)