暮らしの学校だいだらぼっちの日々

colum of daidarabochi
< 6月第5週 ・ 6/27~7/3 >

泰阜村の清流「万古川」へ川遊びにやってきました。山間を流れる川の水は冷たくて気持ちいい!普段は堪える暑さも川に入ればこの笑顔です。

今一番こどもたちが夢中なのは魚つかみです。 ピコは立派なアマゴをゲット!魚の感触が新鮮で、捕れた時の達成感が大きくて益々夢中になるこどもたちです。

沢登りをした先に現れたのは天然のウォータースライダーです!みんなで連結して流れました。この大自然がこどもたちにとっては最高の遊び場です!

思いっきり遊んだこどもたちは、その分暮らしの仕事もしっかりとこなします。暑い夏は朝の涼しい時間に田んぼの草取りをします。雑草が小さいうちにコツコツと草取りをするのがコツなんです。

素焼きを終えた作品に釉薬をかけています。ニコルは器に2種類の釉薬をかけることにチャレンジしました。こどもの豊かな発想で新たな作品が生まれます!

週末にいよいよものづくり教室で作ってきた作品を焼く「本焼き」をしました!みんなでガス釜の中を見て状況を共有しています。朝の3時から1250℃を目指して、こどもたちは窯の温度を調節する火の番をまわしていきます。

本焼きの火の番をしていない時間にも自分たちの暮らしに必要な仕事を進めるこどもたちです。あだっちーと仲っちはニワトリ小屋に使う板をノコギリで切っています。忙しい毎日の中で空いている時間をいかに使うかが鍵です!

だいだらぼっちの今の暮らしを伝える冊子「通信」の記事を書いているこどももいます。「もっと具体的に伝えよう!」「今のメンバーらしい場面を切り取ろう!」と読んでいる人が面白いと感じてもらえるように工夫しました。

本焼きでは毎日の食事で使うお皿を焼いていますが、お箸だって自分の手で作ります。長さ、太さ、形、それぞれが使いやすいものを目指して削っていきます。全部揃えて食べる日が楽しみだね!

みんなで火の番を繋いで、17時間かけて作品が焚き上がりました。まなみはできるだけ外からの空気を入れずに作品をゆっくりと冷ますために空いている戸を閉めています。最後の最後までこどもたちの手で担うのがだいだらぼっち流です!
 


寺井朱里(なるこ)
今週のだいだらの日々の様子
寺井朱里(なるこ)