暮らしの学校だいだらぼっちの日々

colum of daidarabochi
< 5月第3週 ・ 5/16~5/22 >

まなみが運んでいるのはリンゴの木です。毎年近くのリンゴ農家さんからいただいています。長野ならではのリンゴの薪は、冬には薪ストーブとして、そして灰は、きれいな水色の釉薬になり、こどもたちの暮らしに欠かせないものとなっています。

マキとトリシアは斧の柄を修理しています。斧に合うようにやすりで削る非常に繊細な作業ですが、自分たちでできることはするのがだいだらぼっちです。やれるかな?
と思うことにチャレンジすることが大切なのです。

村の方が大きなふきが庭にあるから採りにおいでと声をかけてくれました。行ってみると予想を上回る大きさで、なかっちが抱えるのやっとの大きさでした。

絶景のお庭でたくさんふきを取らせてもらいました。このふきを帰ったら煮物にするぞ!と張り切るこどもたちでした。いつもこどもたちを気にかけてもらって本当にありがたいです。

雨降りで時間にゆとりができた休日、今日のおやつは手作りしよう!と作り始めたのは、みんな大好き“揚げパン”です。小麦粉から生地をつくって約3時間、絶品の手作りおやつの完成です。揚げたての揚げパンは最高においしかったです!

今日は田植えです。畑で育てていた小さな苗もこの2週間で大きく育ちました。

山の緑と、空の青が田んぼに映り込みとてもきれいな季節です。だいだらぼっちには2反の田んぼがあります。今年の目標は、4か月分のお米を取ることです。そのためにはまず丁寧にそろえて植えることが大切です。気持ちを一つにがんばろう!

昔ながらの水糸(田んぼの中に印として引く糸)を使って一列一列そろえて植えていきます。1反は機械で、1反は一本一本手で、5時間かけて植え終わりました。

田植えのあとのお楽しみに“カラオケ大会”を企画しました。アカペラで歌ったり、ギターの伴奏で歌ったり、CDと一緒に歌ったりと大盛り上がりでした。

my食器の第一弾、お茶碗が焼きあがりました。自分で作った食器に思わず笑顔がこぼれます。ずっと大切に使おうね!


管野美文(ふーみん)
今週のだいだらの日々の様子
森久哲(もーりぃ)