暮らしの学校だいだらぼっちの日々

colum of daidarabochi
< 2月第3週 ・ 2/13~2/19 >

今年度、だいだらぼっちの畑の一部分に砂を混ぜてみたところ、根腐れがしにくいことが分かりました。この結果を受け、来年度の畑に向けて、また土壌改良に挑戦です!まずは、天竜川の砂を取りに行き、畑全面にまくことから始めました。

砂に加えて、毎日の風呂焚きで出る灰と、堆肥をまき、耕しました。畑に混ぜ込むものは、村の農家さんからおすすめされたものです。どんな成果が出るのか、今から楽しみです。

こちらは、だいだらぼっちにあるもう一つの畑です。3月に、村の農家さんからいただいたスナップエンドウを植える予定です。夏に取れる野菜が新たに増えました!

スナップエンドウを植える場所にマルチシートを張っています。このマルチシートも村の農家さんからいただいたものです。だいだらぼっちの畑は、村のみなさんに支えられて成長しています。

3学期も残りわずかになり、ものづくりも大詰めを迎えています。なっちゃんは、つる細工に初挑戦!やり方を一度覚えてしまえば、短時間でもこんなに編めるようになりました。

ピコは椅子づくりに取りかかっています。まずは、「せん」という道具で椅子の足を削ります。木工の大物は粘り強さが肝心。理想の椅子を目指して、コツコツ作っていこう!

まなみは何をやっているのでしょう…?粘土の塊を切り分け続けています。これは作品作りではなく粘土の調整をしているのです。ものづくりをやればやるほど一からやってみたくなるのです。とっても楽しそうです。

すみれは、陶芸で「割山しょう」という形を作っています。今回2度目の挑戦で、1回目よりもコツをつかんだ様子。手慣れた手つきで形にしていきます。

登り窯の作品が完成しました!窯を開けると、釉薬が溶けて美しく輝く作品たちが並んでいます。窯詰めの時の景色とは一変していて驚きです。

窯出しでは、窯から一つ一つ作品を取り出します。作品を運ぶ時は油断大敵。みんなの作品を丁寧に運ぶ、緊張感のある作業です。作品作りをし、薪を集め、窯詰めして窯を焚きやっとここまで気ました。完成の喜びはひとしおです!


管野美文(ふーみん)
今週のだいだらの日々の様子
管野美文(ふーみん)